機動戦士Zガンダム・ア・ニュー・トランスレーション・レビュー
機動戦士Zガンダム~A New Translation Review~(初回限定盤)
- アーティスト: サントラ,Gackt
- 出版社/メーカー: 日本クラウン
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: CD
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逆になぜか出番が増えたのがエマ中尉。ヘンケン艦長とのノロケ場面などがちょこちょこ追加されたり、台詞増えたり。エマ人気が高いことを証明した。エマ中尉はカミーユから見た大人の女性として描かれてるわけだが、かわいらしさとりりしさが完璧に調和している稀有な人。あの変な髪形も良し。
そして、やはりファン人気の後押しを受けてか、第3部は出ずっぱりのハマーン。やはり彼女の出番が多いように構成しているようだ。シロッコやシャアもそうだが、カミーユと違ってハマーンの台詞はほとんど削られたりしてないし、名台詞はそのまま言わせている。しかしハマーンは素晴らしい。かっこよすぎる。ハマーン・カーンというキャラはまさにガンダムという作品が生み出したある種の奇跡と言っても過言ではない存在である。あのありえないくらい低い声。怖すぎる口調。ミンキーモモも真っ青なヘアスタイル。その高潔さ、潔癖さ。でも実は20歳。正直ハマーン・カーンというキャラの魅力を語りきるのはこんな文字数じゃまったく足りない!
で、結局面白かったのか、そうでないかといえば、最高に面白かったです!モビルスーツ戦の迫力に圧倒され、ハマーンとカミーユの罵詈雑言の応酬に歓喜し、シロッコ、シャア、ハマーン、カミーユの戦いに「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」と映画館で絶叫しそうになることも数度(さすがにしませんでしたが)。正直もう一回見に行きたくて弟をしつこく誘っているのですが、まったくその気になってくれません。この興奮を伝えたいのに…。
サントラに関しては、映画用の新しい曲しか入ってないのかな?テレビ版からのこれぞZ!という曲がけっこう入ってなくて残念無念。曲自体は皆Zの世界観に沿った容赦ない感じの曲ばかりで良い。ガクトの曲もZの雰囲気にあってて良いと思った。
- 追記
やはり2度目の地球降下が削られてのは残念。シャアの演説もないし。なにより無念なのはカミーユが「そんな大人、修正してやるー!」といっていきなりシャアをぶん殴り、シャアが「これが、若さか…」という意味不明の言葉をはっするシーンがないことである。カミーユが結構優等生的というか、ハッチャケたところが少なくなったのが残念。
スーパーガンダムは出てきてくれてよかった!エマ中尉がロングライフルぶっ放す所が見れて満足なり。
ラストに関しては「真の結末を目撃せよ!」のコピーをすぐに撤回してください。ええ。意味がわかりません。F91とかぶってる…。