灰羽連盟オリジナルサウンドトラック ハネノネ

灰羽連盟 サウンドトラック ハネノネ

作品の記念碑的意味合いでサントラを買う。でも思ったよりウォークマンで聴いているのが良い。穏やかな日常の中のきらきらしたもの、大切なものがこぼれて流れていくような音楽。好きなのはトラックの一番最後、本編では一番最初に流れる、ラッカが空を墜落していく時の音楽。どこまでも深い空の中、ただ落ちていく自分は在りし醜い姿などまるでなかったかのように、むしろそのためにとても綺麗で、切ないほど透き通って見えるのだ。

• 追記

グリの街、灰羽の庭で―安倍吉俊灰羽連盟画集

というわけで買った。頼んでから来るまで3日。早いのかな？
lainよりも絵は少ないけどその分値段は安くなっている。ラッカの新しい名前は「絡果」だってことがわかった。クーは「空宇」ね。意味はよくわからないけど。
作品の雰囲気が百八十度違うだけにlainとは大分印象が違って温かみのある絵が多い。まあそれにlainは玲音の絵ばっかりってのもあるか。
一応ストーリーの大筋、というかあらすじとその場面場面の絵で構成されているので、これ一冊で作品の雰囲気は味わえるけど、やっぱり見た人の思い出アルバムという感じか。
でも灰羽たちひとりひとりの生き生きした姿が丁寧に描かれたイラストが見れるので、その点は良い。欲を言えばやはりもっと沢山絵をのっけて欲しかった。